バングラデシュからエンジニア達が入社後、社内で様々な良い変化がありました。
まず、開発能力の高さによる内製化、外注コスト削減です。
バングラデシュ人エンジニア達は、プログラミング能力が非常に高いです。一方で全体設計の把握や業界への理解に課題がありますが、業界経験者の日本人とバングラデシュ人がチームとなることで社内のシステムの内製化が一気に進みました。
一般的に大手サロンなどは予約管理システムを外注しているケースが多く、その使い勝手の向上とコスト削減を課題としています。特に近年は外注コストが高騰していることもあり、当社の取り組みに興味を持って見学にきていただく機会も増えました。
次に、社内の活性化です。開発部内のエンジニア達が刺激され、より切磋琢磨して開発に取り組むようになりました。また、エンジニア達だけでなく、各支店の営業メンバーも外国籍が活躍する開発部の取り組みに背中を押され、「私たちも変わらなければいけない」という意識が芽生えました。
外国籍社員の採用を始めた当初はポジティブな意見ばかりではありませんでしたが、一つのチームとして外国籍社員と日本人社員が向き合うことで徐々にお互いへの理解が高まっていき、お祈りや断食など文化の違いについても「そういうものである」という受け入れる気持ちで壁を乗り越えました。
将来的にはグローバルな視点で、アジア諸国の国民性や宗教観のニーズ応じた美容関連のサービス展開を目指す中で、外国籍社員が各国の窓口(ハブ)となって事業を拡大してくれることを期待しています。